世界の拡大と自由について

目標の一つは世界の拡大で、目指す先はたったひとつだけでいい、ずっと作り続けたくなるような長編小説の舞台を構築すること。ずっと、ずっと考え続けています。誰かのためではない、自分のためだけにずっと書き続けられる、終わらない世界。そのために世界を広げています。様々な映画を見て、テレビを見て、本を読んで。様々な場所にいって。これまでに付き合うことのなかったような種類の人とつきあって。昨日と違う今日を過ごしながら世界を広げて、たった一つの終わらない世界を生み出す、その準備を進めています。もうすぐ、はじめることが出来そうです。

新しいことをはじめる日

そろそろ新作を書かねばいけないなあ、と思いつつ、俺にとって新作を書くのってどういうことなのだろうとあらためて考えたりもする師走。以前、二十台のころは小説や文章を仕事にして、プロフェッショナルとしてやっていきたいと思っていた。いつからかその方向から目を背けたのは、実際のところそれが自分にとってそれほど魅力的な道であるとは思えなくなってきたから。

自分にとって作りたいものや世界は比較的一貫しているのだけれど、それはまず間違いなくトレンドに乗るようなものではないし多くの人に受け入れられるようなものではない。書きたいものを書きたいように書いて、それを何らかの形に残すことが今はそれほど難しくはない時代になった。そういう面では良い時代なのだと思う。早い話が、創作、クリエイティブについて俺自身はもっともっと自由でありたいと思っているし、誰かの世話になりたくない。好きなものを好きなように書く。他のことを仕事にしているから出来る自由の道。

そんな俺にとって新作を書くとはどういうことなのだろう。

誰かが待っているわけではない。でも、書かなければならないのだと自分が感じている。何処かにいる誰かに届ける? それほど気取ったものでもない。たぶん、年末の、もうすぐ終わる一年のせいなのだろう。

新作を書かなければいけない。

強く、はっきりと、繰り返し感じる夜の入り口、一年の終わりである。

【意見】参院選2016レビュー

去る7月10日、第二十四回参議院選挙。風向きは公示からほぼ一定、自民・公明+αの勝利濃厚の向きであり、結果としても概ねその通りになった。直前にEUの英国離脱騒動があり、バングラデシュでの悲劇があった。まず「何かを変える」という気持ちが働く要素は大幅に減退したと見る。国と日本人がその身を守ることについて、よりリアルに捉えた人も多かったのだろう。結果として、この世界情勢下でまず間違っても国内の政治を捻じれさせるわけにはいかないと考えた有権者は多かったのではないか。

自民党は現状推進を基本軸に安定した選挙戦を見せたが代表者たる首相の感情的な様子が少し表に出過ぎたところは問題としたい。そもそも相手がまともな論争の出来るレベルではなく悪口、因縁のレベルでふっかけてきている内容に真向から口喧嘩をしてしまっていてはそのうちに足元をすくわれるのではないか、と有権者も心配するのではないか。また、福島、沖縄で現役の大臣が落選した。島尻は特に目立って何かをしたわけでもなく、知識、知恵のいずれも欠落していた人事であり政治家に不適格であったことは今更再確認するまでもなく落選そのものは順当と見るが、沖縄については大陸からの侵略圧力が想定以上に浸透している点、注意が必要だろう。元アイドルに何が出来るかは未知数。いずれにしても福島、沖縄と現状に問題を抱えている地域だからこその結果と見るべきか。中央がそうでなくとも、地方の特定の地域においては現状からのチェンジが必要だと判断せざるを得ない環境なのではないか。

与党が安定的な追い風を受けて「現状推進」を訴えかけた一方、野党連合の訴える内容の貧弱さが目立った選挙でもあった。野党の事実上の盟主になった共産党、民進、そしてそれに追随する生活、社民いずれもが「アベ政権でいいですか?」というアンチ現状の主張に徹してしまった。そうせざるを得ないという面もあったことは理解できるし、彼らなりの対案を示していたところも皆無であったとまでは言わないまでも、野党連合が大騒ぎするほど国民感情として「現状が上手くいっていない」とは捉えられていなかったし、積極的に情報収集に努めるようなリテラシーの高い層は現政権が失点、加点いずれも加味した上で、少なくとも民主政権当時の、外交・内政ともに悪い冗談のような政治情勢よりは遥かにマシであると判断したのではないか。

民進はガソリン横領の幹事長や北朝鮮と内通していることが露呈した比例候補など追加のマイナス材料が噴出し続けた割には、奇跡的な得票であると言えるだろう。最低でも2/3をとらせない、など馬鹿げたキャッチフレーズを並べるセンスのなさは相変わらずで、かつての仕分けで見せた国民感情を逆なでする姿勢への反省はまるで見られない「人から始まる経済再生」についても、評価できるものではなく、先にも記述した通り、よくもまあこれだけ得票した、というのが率直な感想である。

今回の参議院選挙公約で特にレベルの低さが目立ったのは社民党だった。現在の党首すら生き残らなかったことはまさにそれを示しており、ただひたすらに「アベをやめさせる」の一点ばりで、投票したところで何か出来るとは到底思えない主張のレベルの低さ、党勢の状況で、多くの有権者、特に支持先のない層は自身の票が死んでいくことを意識的に避けたのではないか。かつては隆盛を誇った歴史ある政党も、ただの泡沫政党になってしまった現状を露呈させた。いずれ「諸派」に含まれてしまうのだろう。

共産党は日本における「共産党」のイメージの悪さの割には善戦したと言える。選挙のためにその暴力性を潜ませていることは既に露見しているものの、直前に噴き出た「人殺し予算」発言の逆噴射があった割には得票した。支持層に加えて、左派よりの行き場を見失った票が流れたのではないか。

生活はまるで本気度の伝わらない選挙だった。大陸からの侵略気配の結果、内通、売国の力とは言え野党連合の主たるメンバーはそれでも本気で「アベ政権ストップ」を訴えかけていたが生活は結局のところ、野党としての自身の立ち位置の中で整合性のあることを言っているだけのように見えた。そもそも山本太郎と組んだ時点で、最終的には選挙屋に過ぎなかった小沢の底が露呈したと見るべきだが、今回の選挙でもまるで目立つところはなく、ネット党首討論で司会者に噛みつく余裕の無さを見せ、自身が既にメインストリームからはじき出された泡沫であることを世間に再度周知させたに過ぎなかった。

お維党は地域政党として安定した戦いを見せたものの、今一つどう進んでいきたいのかがはっきりしない政党でもあり個人的には未知数と見る。離合集散が必要に応じて行われることには特に意見もないが、是々非々の対応を良しとする維新はまっとうな政治集団に外見上見えなくもないが、うがった見方をすればコバンザメ的だ。彼らでしか出来ないことを今後全国に広めていけるのか。維新本体が消滅した以上、まずは早めに党名を改めるべきではないか。少なくとも国政政党の名称としてはやや不適切だ。

日本のこころ、は現状の左右併せ持ちながらじりじりと中道~右派方向に舵を切っている政権よりももう一歩右寄りの主張を見せながら公約にはまんべんなく、これといってあたりさわりのない主張を並べてしまって結果としては票につながらなかった。憲法における天皇の位置づけの検討など、未来に向けた思考として評価できる点も多いのだが、いずれにしてもプロセスをふっとばした、おおまかな目標を並べ立てたのみで、実行可能な能力があると有権者は判断しなかった。

支持政党なし、や幸福など論評に値しないグループについては本稿でも除外する。結果としては概ね順当と見るべきで適切な民意が示されたものと考える。内閣改造によってより迅速に現状の諸問題を解決していける、力強い推進力を持つ政治を期待したい。

 

 

 

 

 

 

【意見】参院選2016 日本は売り渡さない

 参院選公示から幾日かが経過し、各地で舌戦が繰り広げられている。今回選挙は野党陣営が手段を選ばないが故、舌戦、アピールも過激化しているように思う。安倍政権の基盤そのものへの影響は軽微な状態である以上、政権与党は同じレベルでの罵り合いを避けるべきだ。一個の人間として彼らと同レベルに堕ちいってしまうことへの恥を知ることが肝要だ。
 多くの人々にとって驚きを持って受け止められ、未だ先行きの見えない英国のひと騒動は日本の参院選にも相当の影響を及ぼすことになるだろう。今回の国民投票は対立軸がシンプルであったが故、メディアはいとも簡単に煽りあい、その結果としてやや雑な考えでもって離脱に投票して後悔を隠すことができない層が相当数あるようだ。既に無効、やり直しを求める署名が殺到しているあたり、国を割っての直接民主制がいかにリスク高いものなのかを思い知るところだが、政権を取るチャンスを寄越せと騒ぎ、メディアが乗じた結果として今に続く国難を招いた亡国政党が事故的に勝利してしまったいつかの衆院選を思い出し、間接民主制であっても波、流れ、空気という得体のしれないものの力によって恐ろしい結果というものは起こり得るのだろうということに思い当るが、さておき今回の英国ショックを目の当たりにした人々の投票行動は当然ながら現状維持の方向へ向かうことになるはずだ。変化とはいつでも甘美な響きを持つが、そのために訪れるリスクについて我々は既に十分過ぎるほどに学んできている。この後に及んで革命政党の一派に力を与える行為がどれほどに無謀な冒険であるかは深く検討するまでもなく明らかだ。株価が乱高下する現状を彼らが調整できると信じる人がどれだけいるか。困難の積み重なる時期に無為無策の変化を起こすことになんら利益などありはしない。  経済的な困難だけでなくシナ海のきな臭さやそれにあたかも追従するかのような沖縄左派の大騒ぎなど憲法の大幅なパッチアップは待ったなし、差し迫った現実だ。個人的には与党には勇気を出して憲法をしっかり争点として欲しかったが、それよりも大切なことは、今の状況下で政治を停滞させるような馬鹿げた捻れ状態は絶対に起こせないということだ。甘言や妄言を鵜呑みにするような愚を犯している余裕をこの国は持たない。冷静かつ現実的な投票行動が望まれる。  とは言っても何処かの党代表は英国離脱に際して、関係閣僚の離京に関しての非難を発するのみだったことを多くの人々は記憶に留めたはずだ。何をどうすべきかと国の舵取りに意見するべきところで、何一つ見解を示すことすら出来なかったのだ。彼らの陣営が日本の行く末などにさして興味がなく、無謀な現状変更への試みに対しての妨害者を攻撃することにのみ執心しているその証拠の一であり、多くの良識ある有権者が彼らがいかに信頼ならない組織であるかを改めて理解したはずだ。従って、参院選結果についてはそれほど馬鹿げたことにはならないであろうと見ている。
 鳩が空きカンの上に止まるような低質な冗談はもう誰も望んでいないのだ。

車で「梅島(足立区)」へ行ってきた

今回は梅島です。思いつきでしかないのだけれど、そういえば昔、ガキの頃に梅島のライブハウスでライブの真似事をしたなあ、などと思い出して……あれは真似事でしかなかった。無残なぐらいにヘタクソだったし、そもそも上手くなるというのがどういうことかすら理解していなかったと思う。デカい音が出るのが楽しかった、ただそれだけの、鬱陶しいぐらいに騒々しい時代。多分、誰にでもそういう時期はあると思うのだけれど。

 

2016-06-20 16.51.38

駅前。変わったのかどうかは覚えていないけれど、きっとそれほど大きくは変化していないのだと思う。思うだけで確証なんかない。

2016-06-20 16.55.28

足立区梅島3-2-18。旧 梅島ユーコトピア。ライブハウス梅島ユーコトピアは既に閉店してしまったらしい。今はライブバーなるものが出店していた。

2016-06-20 17.13.47

別角度から。なんかこのシャッター絵は見た覚えがあるようなないような。記憶なんてどこまでもいい加減なものだ。

2016-06-20 17.00.56

新旧の融合がよく分かる街。

2016-06-20 17.02.12

ソラトシンゴウキ@梅島

2016-06-20 17.03.09

いかにもオフィシャル感漂う名称なのに公募らしい。それ、意味のある事業だったのだろうか。

2016-06-20 17.00.01

パクりとインスパイアの狭間で。二郎本家はどう思っているのだろうね。消費者的には別に旨けりゃなんでも良いですが。

2016-06-20 17.16.04

この前と後ろの差。

2016-06-20 17.16.47

この雰囲気、なんか好きです。

 

今回は足立区梅島を歩きました。

 

 

詩 「風の在り処」

2016年の風を肌に受け
ふと考えてみる
昨日のこと
去年のこと
10年前、20年前
僕が僕でありつづけてきた、いくらかの時間の塊について

車窓の外、蛍光灯が吹き飛んでいく
当直明けの疲弊した顔の左隅、
最近、生まれて初めてのシミが出来た 一緒に吹き飛んでいけばよいのだがそうもいかず、
明日も、おそらくは今日の続きということになるのだろう 街の風は2016年も1996年もさして変わるまい 同じように疲れきった男が蠢いていただろう 上手く言葉に出来ない思いを束ねて、
何らか、意味を探していたことだろう 僕は現在進行形の思いを束ね、意味を与える。 感謝、羨望、疲弊、希望。 2026年には、また違う思いが束ねられ、
意味を受け持つことだろう。 僕が僕であり続けることが大前提ではあるが。

車で「錦糸町」行ってきた

前回「亀戸」の隣町、錦糸町へ。

2016-05-23 15.45.12ki4

シックな見た目だけれど結構安価。

2016-05-23 15.44.23ki3

こちらは首都高の事務所

2016-05-23 15.47.57ki5

四ツ目通と京葉道路が交わる交差点。楽天地は創業昭和12年の老舗。中心施設の映画館はオリナスにシネコンを新規開業した今でも4スクリーンを残す。

2016-05-23 15.49.21ki7

駅ビルTERMINA。ヨドバシカメラや讀賣文化センターなどが入居する。

2016-05-23 15.51.41ki10

違法な待機営業を「しない・させない・利用しない」

乗り場として許可の出ていない交差点でのタクシー待機は道交法違反です。写真車輛はイチバン交通。

2016-05-23 16.09.53ki18

 

墨田区は通りに通称をつけるのに熱心です。線路をくぐって北側へ。こちらは葛飾北斎生誕の地に由来する「北斎通り」。

2016-05-23 16.03.00ki13

こちらはタワービュー通り。その名のとおり、スカイツリーが真正面に見渡せる通りです。

2016-05-23 16.03.15ki14

こんな感じに真正面。ただし車は一方通行で、スカイツリーを背にしてしか進行出来ないちょっと間抜け仕様。

2016-05-23 16.06.38ki16

久々にレベルが高い老朽化。(落壁などがあるから近寄らないように、という張り紙があった)

2016-05-23 16.08.03ki17

こちらは稼働しているおもちゃ屋さん。雰囲気は小売店というより問屋さん。

2016-05-23 16.11.22ki20

再び線路をくぐる。最近流行の青は犯罪率の減少にごにょごにょらしい(説明書きがあった)けれどきっと予算を使いたかっただけだと思う。

2016-05-23 16.14.37

WINSの東館。競馬の街。しっかりと街全体がそれを受け止めているのが良いと思う。

2016-05-23 16.19.28

マルイ一階のスタバ横で終了。このエリアの駅もだんだん残り数が少なくなってきました。

 

次回は平井を歩きます。

車で「亀戸」行ってきた

km9

亀戸はなんだか好きな街。目立たないところとか、亀戸線とか。不思議な魅力を持つ地域なのだ。

km5

こんな味のある喫茶店があったり

km2

昭和を感じさせる建築物の数々もあり

km3

素晴らしい隙間の空もある。

km15

駅前はどちらかと言えばすっきりとしている。

km18

こちらは東武亀戸線。

km22

東武の踏切を渡り、JRの高架をくぐって駅の東側へ。

km27

東側駅入り口。あまり便が良くない出入り口だがサンストリートへの買い物こちら側。

km29

線路沿いをずっと明治通り方面へ進む。夕暮れ時、夜に向けて力を蓄えている裏路地の飲み屋街である。

km30

隙間からは鉄道が見える

km31

…………

km35

ドン・キホーテ亀戸駅前店。なんでも丸興百貨店時代からの由緒正しい? 店舗なのだとか。いわゆる月賦百貨店。この言葉の響きだけでも時代の流れを感じます。

km37

再び線路をくぐって西側へ。

 

次回はお隣の錦糸町を歩きます。

 

 

車で「蒲田」に行ってきた

品川のつもりだったのだけれど予定を変更して蒲田へ。

k1

いつもの。

k13

学生の街として力を持っているのだろう。飲食店はラーメンがずいぶん目立つ。

k12

駅をくぐる自由通路の雰囲気は悪くない。

k19

それなりに時代がかったゲームセンターだが、まずまずお客は入ってそう。GAMEの文字のSFC風配色が懐かしさを誘う。

k17

何かを売っている……。魚新というからには魚? とのぞきこんだのだけれどなんだかよく分からなかった。

k15

これも時代がかった薬局跡。こんなのがもっと溢れかえっててしかも生存している町が好みなんだから蒲田とか歩いてもそりゃ退屈しちゃうよね。

2016-05-14 13.27.42

最後にこちらは京急蒲田駅。JRとのアクセスは悪いですが駅は断然こちらのほうが綺麗かつ大通り至近で便利です。綺麗過ぎてつまらないけど。

 

蒲田は以上。個人的に合わない街もあるということを学んだ一日でした。

 

 

車で「町屋」に行ってきた

今回は大都会新宿の口直しに。

SONY DSC

荒川区の雰囲気が好き。

なお、今回からファイルサイズ上限を変更、写真の画質が向上しています。

納骨堂反対だそうで。参拝客の路上駐車はひどくなりそうだけど、なんだかそれだけが理由とも思えないし、その「心情的な部分」での反対には個人的には賛同できない。例えば自分がこの地域の住民であったとしても、たぶんね。

荒川線の雰囲気と停留所の細切れ感

駅前では自民党の募金活動。共産党よりは使途もまともそう、かな。

災害時には問題になるかもしれない。それでも俺は電柱がある街が好きなんだよ。

長い時間、このさび付いたプレートの果たしてきた仕事に思いを馳せる。

赤いポストの逞しさ

SONY DSC

生活がある街。

この1枚を撮るためにこの街へ来た、そんな気がした。

 

次回は、品川を歩きます。